昔は自宅で行うことが葬儀・告別式が当たり前でしたが、近年は葬儀社の所有する会館で執り行うケースが増えているようです。椅子が並んでいる一室で、ゆったりとした空間で式が進行されます。葬儀・告別式は、宗派によって大きく異なります。また、同じ宗派であってもお寺によって微妙な違いがあるケースもあります。お焼香も同様で、遺影に向かって何回するのかを戸惑った経験のある方も多いのではないでしょうか。会館では混雑を防止するために、あらかじめ一度ときめられていることがあります。
親族や一般の参列者が多いと、込み合って進行の妨げになってしまうことがあります。ここで大切なのは、数珠の準備ではないでしょうか。遺影に向かって一礼して、お焼香が終われば遺族に向かって一礼をします。心の中で言葉をかけても良いですが、なるべく早く済ませてあげるのがベターではないでしょうか。その後にある法要も同様で、後に続く方のことを考えることが大切です。宗派によってはお金を供えることがありますし、分からないことがあれば事前に打ち合わせをしておくことではないでしょうか。
葬儀・告別式や法要に関しては、テレビ番組でもしばしば特集されています。マナー講師の方が分かり易くレクチャーしてくれるので、大いに参考になるはずです。誰しもあまり経験したいことではありませんが、大部分の方が経験から学んでいるのも事実です。他の方の振る舞う姿を見て、勉強してみて下さい。