2019年02月10日
香典返しの期間や金額のマナーとは
葬儀を執り行う時には、様々な準備に追われることになりますが、その際に忘れてはならない大切な準備の一つに、香典返しもあります。公電は受け取らず辞退する人も増えつつありますが、一般的には受け取ることになり、その場合には返しが必須となります。
葬式当日には会葬者に返礼品を渡すことになりますが、それとは別物なので気をつけなくてはなりません。直接持参できるに越したことはありませんが、遠方に住んでいる人が増えたことや、相手の都合を配慮するなどの理由もあり、近年では四十九日を過ぎた後に、お礼状とともに郵送することが通例となっています。
期間を大幅に過ぎないように気をつけましょう。返しということもあり、いただいた金額よりも高額にはならないようにすることや、現金や商品券はマナー違反ということは常識ではないでしょうか。半額から三分の一になるようにするべきですが、あまりに高額を受け取った場合には、半額や三分の一に必ずしもこだわる必要はないとされています。消耗品や食品など、なくなるものが良いとされており、残るものは避けることが一般的です。葬式当日に香典返しと済ませてしまうという方法もあるので、その場合には金額に合わせた返しを何種類か準備しておくとスムーズです。