お通夜や告別式などの葬儀が終わると、四十九日や一周忌、三回忌、七回忌などの年忌法要が控えています。一周忌や三回忌などは、まだ喪が明けてから日が浅いので、男女共に黒の喪服を着用して出席をするのが一般的です。
女性の場合は黒や真珠のネックレス、結婚指輪以外はアクセサリー類は身に付けないことが大事です。装飾性の高い結婚指輪を使用している場合は、派手な印象を与えてしまうので、外しておいたほうが無難です。地元の寺院の檀家になっている場合は、自宅に僧侶が訪問をして手厚い読経や供養をしてくれます。
読経が終わると、卒塔婆を持参してお墓参りをします。長い髪の毛の場合は、黒いバレッタなどできちんとまとめておきましょう。ナチュラルメイクを心掛けて、清潔感のある印象にしておくことが大事です。7回忌の場合は喪が明けてから長いので、住んでいる地域によっては、地味な印象の平服でも問題ありません。7回忌までは家族や親戚、親族などで集まり、お墓参りの後は会食をするのが一般的です。13回忌以降になると、親族などは呼ばずに家族だけで年忌法要を行うことが多いです。宗派によって多少の違いがあるので、年長者に聞いておくと安心できます。